「IKEAハイチェアANTILOP」レビュー/「離乳食椅子」徹底比較まとめ
以前豆椅子+キャリフリーでの離乳食スタイルをご紹介しましたが(⇒あごの位置)その後実家用にはこちらのIKEAハイチェア(商品名:ANTILOP)を買い足しました。理由は主に二つで、大人の食卓に高さを合わせる(一緒に食事をする)目的と、わたしが地べたに長く座ると足がしびれてしまうため。食事は主にハイチェアを使い、おやつなどに豆椅子を利用しています。
自宅では以前ご紹介したKATOJIのハイチェアを変わらず使用しています。(⇒ハイチェアの罠)
写真は再掲ですがこちら。現在はセーフティーバーの部分にベルトを通し、テーブルは後ろに回して使っています。そろそろ自分で食べる練習をするのにまたテーブルを戻しても良いかな。
離乳食椅子ジプシー遍歴
わが家の離乳食椅子の変遷を軽くまとめると、
大人の膝の上 ⇒ リッチェルふかふかチェア ⇒ 大人椅子+キャリフリーとハイローチェア ⇒ バウンサー2台 ⇒ ハイチェア ⇒ 豆椅子+キャリフリー ⇒ 再びハイチェア
今振り返ると非常に無駄が多いです。(自宅用と実家用と買い足しているせいもありますが)
これから離乳食椅子を用意する方におすすめなのは、大人のテーブルが高ければハイチェアを、低ければローチェアを離乳食開始時に買ってしまうのが一番良いです。初めからハイチェアあればもう少し楽だったかも…(今思えば)
せっかく迷走したので(?)各種椅子の使用感など思いつくままメモ。
リッチェルふかふかチェア
使用感などはこちらの記事に。
離乳食初期によく使用していました。本来お風呂で使う用の椅子ですがもっぱらリビングで使用。
膨らましは本当に簡単で本体内蔵のポンプで2分もあれば出来ますが、ふんわりした椅子なのでホールド感はなく注意していないとひっくり返ることも(姿勢により)。座り心地は良さそうで空気が抜けたりなどもありませんでした。ただ部屋に置くには少々場所を取ります。その点ではバンボなど代用品の方が良いかもしれません。
ハイローチェア
低月齢期寝かしつけに本当に本当にお世話になったコンビのオートスイングラックネムリラの背もたれを立て、椅子としてしばらく使いました。ネムリラはお風呂のときの着替え(⇒双子のお風呂の入れ方(たっち前))にも本当に役に立ち、場所さえあればこれ2台でも乗り切れたのではないかと…
ただ最大の難点として、こぼれた離乳食の掃除をするのが非常に面倒です。汚れが酷いとその都度、シートを外して洗濯⇒干す⇒また着ける、という作業が加わります。シラスが爆発した時はラックの隙間に入ってしまい掃除機で吸うのが大変だったな…
掃除という観点で断念。ちなみにバウンサーも同じ理由で難ありです。姿勢の保持はハイローチェア>バウンサーでした。
余談ですがハイローチェアVSバウンサー談義に関して。室内の移動が頻繁だったためバウンサーも買いましたが、例えばワンフロアでゴロゴロ行けるのであればハイローチェア1種類で良かったなというのが今の感想。うちの子はハイローチェアも漕げたので。
豆椅子+キャリフリー
豆椅子+キャリフリー使用感の記事はこちら。
コンパクトさとコスパ・応用性(外出時のキャリフリー使用)から言えば抜群におススメの組み合わせです。使わない時はスタッキングできるのも双子家庭には嬉しい設計。
手軽で良いですが機嫌の悪い時などそっくり返ってしまい座らせることが難しい場面もあり。食卓がローテーブルであれば長く使うことになると思うので、テーブル+ベルト付きの折り畳みできるタイプのローチェアなども良いかもしれません。
園で使用されているのはこういったテーブル付き折り畳みの木製ローチェアです。折り畳めれば収納にも困りません。
同様のビニール製の物を外出先でお借りし使いましたが確かに便利でした。ただつかまり立ちが出来るようになると立って抜けだしてしまうということも分かりました。
IKEAハイチェア
ようやく来ました(笑) 長くてすみません。表題のIKEAハイチェアですが、コスパに優れ持ち運びが軽いこと・スタッキングできるのが最大の利点です。掃除面でも構造が単純なため拭き掃除が楽で面倒な洗濯もなし。※付属テーブルを付けると積み重ねできません。
軽いので室内の移動は簡単ですがその逆に机を蹴られた時など簡単に動いてしまい危ない面もあります。親が気をつけて食卓から離すなど、もしくは付属のテーブルを使用するなどで解決できます。
ちなみに低月齢向けの付属クッションもあり。
座面のクッションはなく、わが家の双子は若干座りにくそうにすることがありました(機嫌が悪くなりやすい)。これは100均で買ったミニ座布団を使うことで解決。機嫌が悪いときに背面に頭を打ち付け余計に泣くという問題がありましたが、ずれない背面クッションを自作することで解決しました。
KATOJIハイチェア
使用感および関連漫画はこちら。
IKEAハイチェアに比べると掃除の面でやや難がありますが(構造が複雑なのでぺろっと拭けない)、成長に伴い座面/足板の調節が出来、作りもしっかりしているためか割と大人しく(暴れず)食事を取れています。
付属のクッションはありますが、座面が3段目以降になってくると頭の部分がカバーされず(一部出てしまう)頭を打ち付けた時に痛そうなので例のミニ座布団を挟んで使用しています。クッションは洗濯機洗い可なのですが面倒なので週1くらいで洗濯…とにかく暴れるのでわが家はクッション必須です–;; もう少し大きくなれば要らないかな?
ちなみにスタッキングは出来ないため、双子家庭では横1列に鎮座する形となります。やや圧迫感あり…
ただ1個の接地面に関してはIKEAハイチェアよりやや狭いです。IKEA製はとにかく脚の広がった作りになっているため、執拗に小指を狙ってきます。要注意です。(KATOJIは後脚の謎の突出が小指を狙ってきますので要注意)
組み立てに関してはIKEAの方が圧倒的に簡単です。差し込むだけなので。
まとめ
トータルして見ると作りのしっかりしているKATOJIが落ち着いて食事が取れ姿勢の保持力は良いですがコスパと手軽さはIKEAに分配あり、それぞれに一長一短だなと思いました。この先どのくらい長くハイチェアにお世話になるのか現時点で分からないので何とも言えませんが短期間であったり実家にサブとして置く用であればコスパの良いIKEAはなかなか良いです。注意点は四コマにした部分。
あと書き忘れましたが、IKEAハイチェアはベルト差し込み口に指が当たると挟まってめちゃくちゃ痛いです。←一番言いたかったのこれ!
ベルトをする時は充分に注意して指が当たらないようにしながら嵌めることを強くおススメします!
こんなに長く書くつもりなかったんですが…ほんとに長くてすみません。今お悩みの方の参考に少しでもなれば幸いです。ざっとなので書き忘れたことがあるかも…また思いついたら追記修正します。(2015/10/10追記:記事中写真を追加しました)
IKEAハイチェア用に作った背面保護クッションがかなり重宝しているので別記事で作り方などご紹介したいと思います。
読んでいただきありがとうございましたm__m
追記(2015/9/7)
IKEAハイチェア対応の背面保護クッションの作り方および型紙の記事をアップしました。