双子は何かを独り占めする体験が不足しているのかも
こんばんはpikaです。
わが家のふたごをみていて、双子育児についてすこし思うところがあり、記事にしました。
長くなってしまいましたが、おつきあいいただけましたら幸いですm_ _m
もくじ
双子は公平に、を意識してきたけれど…
同時に生まれ、同時に育ってきた同い年の双子の兄弟。
ふたりの関係に上下はなく、一人を抱っこしたらもう一人も抱っこ、一人をほめたらもう一人もほめる…そんなふうに、ふたりのあつかいが同列になるよう、意識してやってきたつもりでした。
しかし、最近になり少しずつ、あっくんのあつかいがむずかしくなってきました。
- やさしく注意しても過敏に反応する
- すぐに泣く、怒る、やつ当たりをする
- 相手よりも上に立とうとする(謝らせる、など)
もしかしたら原因はわたしにあるのかも?
これをきっかけに、ふたりのこれまでをふり返るようになりました。
無意識にゆうくん優先になっていた、ゆうくん時代
もともとゆうくんは、あっくんよりもすこし「こだわり」が強いところがありました。
帰る道順だったり、お気に入りのコップだったり、思うとおりにいかないと、ひどくすねてしまい、あつかいがむずかしくなってしまう…(それがゆうくんの長所でもあるのですが)
わたしは無意識のうちに、ゆうくんのこだわりを優先してしまい、その結果、物分かりのよいあっくんにがまんしてもらう機会がふえていたように思います。
気づいたら、あっくんがむずかしい子になっていた
物をとられた、じぶんの場所にはいってきた、といったことで、大げさに泣いたりなど、過敏な反応を見せるようになったあっくん。
それがあっくんの性格なのかと思い、あまり気にとめていなかったのですが、徐々に母のわたしに対しても、過敏に反応するようになってきました。
注意をしても、聞くことができない。そもそも、言うことを聞かない。すぐに自分の殻に閉じこもってしまう…
これは性格ではなくて、あっくんからのサインなのかも?と、ここにきて気づきました。
ふたごには「ひとりじめ」体験が必要なのかもしれない
単胎児であれば、他に兄弟がいても、すくなくとも赤ちゃん時代は母をひとり占めする期間があります。
上の子が幼稚園や保育園に行っている日中だったり、上の子を預けて出かけるイベント(予防接種、健診など)だったり。
赤ちゃんのお世話も基本、一対一です。
同時に生まれ同時に育つ双子では、授乳から寝かしつけまで基本的に二対一。
同学年で育つためイベントの時差も生まれにくく、家でも園でも、となりには常に相方がいる状況です。
それぞれの持ち物を与えているのに、双子同士うばい合いの争いが絶えないのは、単純にそれが欲しいからだけでなく、「ひとりじめできる」体験が、単胎の子よりも少なかったせいなのかも?
もしかするとふたごは、ひとりじめ体験が不足しているのかもしれません。
いま意識してやっていること
過敏なスネちゃまになってしまったあっくん対策として今やっていることは、
- 一人ひとりと行動する→ パパとあっくんで買い物、ママとゆうくんは留守番、など
- しつけや注意が必要な場面など、あっくんが過敏になりやすいシーンでは、とくに気持ちによりそうよう意識して対応
- スキンシップと声かけ
パパとも相談し、この1か月ほどあっくんへの対応を変えたところ、とりつく島もない感じだったきかんぼうが、プチあまのじゃくくらいに落ちつきました。
確かな手ごたえを感じると同時に、双子育児のむずかしさを痛感しています。
落ちついてきたものの、あっくんの
ゴメンなさいってゆわないと、ゆるさない!
は、すっかり口癖になってしまい^^; こちらは、ちょっと困ってます…
まとめ
双子は独り占め体験が足りていないのかも、と思った話でした。
とは言え、乳児期は同時にお世話せざるをえず、これは仕方のないことです。
もし、すこしずつ年齢があがってきて、双子から何らかのサインを感じることがあったら、
- ひとりじめデートの時間をつくる(親子一対一でお散歩、など)
- あつかいやすいほうの子に負担をかけていないか、ふり返ってみる
と、よいのかな?と思います。
何かの参考になるかわかりませんが、今回の経験から感じたこと、思ったことでした。
長文おつきあいいただきありがとうございます。それでは。