レジ袋とはぎれで!カシャカシャ鳴る布絵本の作り方
今年の初めに作った物でだいぶ時間が経ってしまいましたが、双子がわりと遊んでくれたのでぜひご紹介したいなと思い記事にします。
ハンドメイドネタご興味ないかたすみません。ミシンで作っていますが手縫いでもいけるとおもいます。同じ作り方でカシャカシャ鳴るハンカチなども。
わが家では7~8ヶ月頃のお出かけに活躍しました。1歳半のいまは当時ほどではありませんが、ときおりめくったり放ったりしています(笑)
もくじ
完成写真と参考にした物など
まずは完成像を。絵本といってもページ数は6ページ。(+表紙、裏表紙)
2枚布を合わせて作った長方形の絵本パーツを2つ、取っ手部分を挟み込みながら真中で縫い合わせているような状態です。
こちらのミッフィ―布絵本を参考に作りました。サイズ感などほぼ一緒です。
というのも1つだけ買ったら双子おなじみの奪い合いで大変だったのでもうひとつを自作することに。
材料
- 絵本の台紙となる布、計4枚
- 上記布よりもひとまわり大きいサイズに切ったレジ袋、2枚(固めがおススメ)
- 絵本の装飾をする場合、刺繍糸、フェルト布などお好きなものを
- 取っ手を作る場合、はぎれ布とマジックテープ、ゴムなど
- お好みでキルト芯など(絵本をふんわりさせる場合)
1.2があればできます。3以降はお好みで。
レジ袋はコンビニなどの柔らかい物よりは、本屋さんやパン屋さんで貰うような固めのレジ袋が縫いやすく音も鳴るのでおすすめです。
布絵本の作り方
絵本ページの下準備
手持ちの布やお好きな布を4枚用意します。(写真は25×13cmくらい)
2枚ずつが貼り合わさってページのパーツになっていきます。表紙と中身をわける場合は、柄物1枚、無地3枚といった感じになります。
絵本仕立てにする場合、ページとなる部分への刺繍やアップリケなどは先に済ませておきます。
外側の縫い代(約1cm)と中央部分2cmほどにはかからないよう模様つけをすると縫い合わせるとき巻き込まれず良いとおもいます。
手持ちのリボンがあれば、布の内側に輪がくるよう二つ折りにし布端に縫い止めておくとひっくり返したとき外に出るので、タグ好きな赤ちゃんにウケが良いです^^
4枚のうち2枚の布にキルト接着芯をつけました。見本品がふんわりしていたので真似を。なくても全然問題ないです。
かさばらないよう縫う予定のラインよりも少し小さめに着けました。
ページ布を縫い合わせる
用意した布を2枚ずつ縫い合わせていきます。このとき、カシャカシャ要素のレジ袋も一緒に縫い合わせます。
レジ袋は塗っているうち意外とずれるので、布よりすこし大きめにしておくと縫いやすいです。
重ね順は、布1、布2、レジ袋の順で。布1と布2は内側が表になるよう中表に合わせておきます。(一度順番を間違ってしまいやり直しが大変でした…)
レジ袋を下にしてミシンをかけました。つるつるしてますが普通の押さえで問題なく縫えました。
返し口を残して縫い合わせます。中央をあとで縫い合わせるので上部が目立たないかなとおもい中央上部に返し口を取りました。(お好きな場所でOKです)6-7cmくらいあれば大丈夫だとおもいます。
周囲をカットしひっくり返す
縫ったら外側のはみ出しているレジ袋(+布も少し)を切っていきます。縫い線から5mmほどの位置で一周カットしました。(図で0.5mmと書いてるのは5mmの間違いです……)
角は斜めに切っておくと、返した時きれいに角が出ます。※縫い線を切らないよう要注意。
返し口から表に反し、返し口を閉じます。
ひっくり返した図。絵本パーツが2つできあがります。
取っ手パーツを作る(お好みで)
このステップは省略可能です。ベビーカーなどへの取りつけに便利な取っ手パーツを作っていきます。向かって右、ゆうくんが怪訝顔(笑)
今回は見本品を真似てゴムを入れました。ゴムの入る細い部分と、マジックテープのつく広い部分を作ります。
2種類の幅・長さの布を1枚ずつとゴムを用意します。
- ゴム用の布(幅狭い方):5×16cmくらい
- マジックテープ用の布(幅広い方):7×25cmくらい(※写真より長め)
- 平ゴム:4~8mm幅を7cmくらい
それぞれに中が表になるよう縦に二つ折りにし布端を縫い、表に返します。筒状の布が2種類できあがります。
幅の狭い方の筒にゴムを入れ、ゴムの両端を布端で縫い止めます。(片側ずつ、布を縮める感じで)
ゴムパーツを残った筒の片側につなげます。端が1cmほど重なるように入れ、縫い止めます。このとき筒側(幅の広い方の布)の布端を中に折り込むようにして布端ごといっしょに縫い閉じてしまいます。
間の写真なくいきなり完成図ですみません…写真では布の長さが足りずさらにもう1枚布を継ぎ足しています。(柄物の布)
マジックテープをつけてもう片方の布端を処理したら取っ手パーツは完成です。(布端の処理:ゴム側同様に5mm~1cmほど中に折りこんで縫って閉じる)
図の位置にマジックテープをつけました。
マジックテープは、根元側の①は長め(5cmくらい)でメス側(やわらかいほう)を、端側の②は短め(1.5cmくらい)でオス側(ちくちくするほう)をつけました。お互いが表側と裏側につくような形に。このへんは見本品を参考にしました。(閉じたときくるっと輪になる感じ)
絵本のパーツを縫い合わせる
絵本パーツができあがったら、あとはまんなかで縫い合わせて完成です。
作ったページの上下を合わせ順番になるように重ねて中央部分を縫い止めます。
取っ手パーツを作った場合、重なったまんなかの部分に取っ手の端っこ(ゴムの部分)を入れ込んで一緒に縫っていきます。
写真でわかりづらいですが中央部分を、2cm幅くらいの背表紙ができるようなかんじで一周四角く縫っています。
補足1:カシャカシャハンカチの作り方
絵本のページ部分を作る要領でレジ袋と端切れ2枚を縫い合わせると、赤ちゃんの大好きなカシャカシャ鳴るハンカチのできあがりです。短時間でつくれるのでおすすめです^^
プレゼントの包装でついてきた余ったリボンなど、同じ要領で沢山つけておくとタグがマイブームになったときにウケが良いです。
補足2:絵本ページ(中身)作りのアイデア刺繍編
絵はなくてもカシャカシャやタグで遊んでくれるので良いかなとおもうのですが、ちょうど無地のはぎれがあったので絵本仕立てにしてみました。参考になるかわかりませんが仕掛け絵本風にしようと頑張った部分などご紹介(笑)
最初に切りだしたのがリンゴだったので流れで果物(と野菜?)シリーズになりました。
イチゴは中に綿を少しだけ入れたらちょっともっこりした感じに。
スイカはめくれるようにしました。2枚のフェルト(緑と赤)を縫い合わせてふたになる部分を作り、アップリケした赤のスイカ断面部分にくっつけました。上3分の1くらいをブランケットステッチで縫いつけています。
刺繍くわしくないので小学校の家庭科を思い出しつつ…。ヴォーグのサイトに一覧がありました。
参考:まずはここから!刺しゅうの基本ステッチ|かんたんデコテク特集|手づくりタウン|日本ヴォーグ社
バナナもぴらぴらさせたらこれはそっくり返って失敗でした…。
子供の反応としては、よくバナナやスイカのぴろぴろした部分を舐めたり噛んだり、絵本自体を舐めたりして遊んでいました。
補足3:刺繍以外の方法で絵をつけるアイデア
ファブリックマーカー
刺繍って手間と時間がかかりますよね。それ以外の方法だと、布用のペンでファブリックマーカーというものがあります。
マービー 560 ファブリックマーカー 基本色6色セット 560-6A ¥794(Amazon)
こういったもので無地の布に絵を描き、絵本仕立てに仕上げても面白いかもしれません。すこし大きめの布で子供と描いても面白いかも。
こちらのファブリックマーカーは名前つけで2度使いました。ペン軸が太めなので握りやすいですが、ペン先も太いので細かい絵や小さい絵には向きません。(ステンシルとして使えばいけそう)
描き味は水性ペンに近く、重ねて何度も引くと濃くなる感じです。使う布地の色合いにもよりますが発色は良く、洗濯を何度もしましたが色落ちはさほど気になりませんでした。
その他
貼るタイプのフェルト生地など使うと手早く作れそう。100均でも見かけました。ただ耐久性はわからない?
上記もろもろ組み合わせても良いかもです。ちなみに刺繍糸・フェルトなどは100均を愛用してます(笑)
100均フェルト生地はけっこう毛玉ができやすいのが難点ですTT(子供が使う物なのでいいかと^^;;)
まとめと感想など
長い記事ですみませんm__m こだわりだすときりがないですが、けっきょくはじめのころはちゅぱちゅぱ吸うかタグを舐めるかだったので、絵なしで端切れを合わせて作っても面白いかなと。
今回、見本品と同じように作りましたがお好きなサイズで自由にアレンジしていただけたらとおもいます。(二つ折りにしたとき絵本ぽくなる長さの長方形ならなんでもいけます><)
取っ手部分が意外とめんどうですが、ベビーカーやチャイルドシートに取り着けるのに重宝しました。ほぼ1年経ちすでに染みやら毛玉やらでぼろぼろです。
説明が下手ですみません。わかりにくい部分などありましたらコメントやSNSでお気軽にご質問いただけたらとおもいます。
ひさびさハンドメイドネタでした^^ お付き合いいただきありがとうございます。それでは、また。