双子育児の睡眠事情と寝かしつけ方法。新生児~6ヶ月編
双子育児の睡眠事情と題しまして、わが家の双子における睡眠時間の遷移や月齢別の寝かしつけ方法で試したことなどまとめたいと思います。
赤ちゃんの寝つきの良さは個性に左右されるところが大きく参考程度にしかならないと思いますが、わが家の場合はこんな感じでした。
おくるみの際の姿勢について、追記しました(2016/3/20)
もくじ
生後半年以降の寝かしつけなどに関してはまた後編に。
連続1時間寝れなかった生後3ヶ月まで
わが家の双子は生後すぐGCU入院となったので実際に双子育児が始まったのは生後3週間のこと。ミルクとの混合で、実家への里帰りありです。
GCUで築かれた3時間おきのリズムを崩さぬよう2人ほぼ同時か連続で授乳するよう心がけ。ミルクも足したので3時間もつものの、合間の搾乳や機器の消毒などしているとすぐに次の授乳タイムへ。
連続1時間寝れるか寝れないかといった感じで、せっかく1時間とれても手根幹症候群による手の痺れや痛みで眠れなかったり…。
始終白昼夢を見ている状態で、おかしな幻覚も多かったこの頃。夜は私一人でのお世話で、夢の中でもお世話してました…
いま授乳する夢みて起きたら一人も授乳おわってなくてがっかりした
— pika (@pucchanPC) August 31, 2014
里帰りありだったものの、連日の双子育児に1ヶ月ほどで母がダウンしてしまい。以降、夜のお世話は私対双子でした。
日中仕事のある母の代わりに姉(ふっかちゃん)が片道1時間ほどかけて通ってくれ、ずいぶん助けられましたTT
里なしの双子育児をされたかたには頭があがりませんm__m
この頃お世話になった寝かしつけ法は以下3点。
- カープ法(お雛巻き)
- ホワイトノイズ
- オートスウィングラック(ネムリラ)
スイングラックはネムリラのエッグショックつきの物を早くから利用しました。
カープ法+スイングラック=最強
眠いさなか探し出したこの方法。低月齢期でネムリラと供に本当にお世話になりました!
その頃にはなかったのですが、今はこんなに分かりやすく解説してくれているページがありました。
本を読む間もなく独自の解釈で動画など参考にしながらやっていました。お恥ずかしながら私流のカープ活用法を以下に…。
きちんと理論から学びたい!という方はこちらの本をご参照くださいm__m
追記(2016/3/20)
おくるみ(お雛巻き)をする際の腕のポジションについてですが、腕を曲げて巻いた方が姿勢保持と落ち着き効果がアップするそうです!お産婆さんをされているMichelleさんに教えていただきました↓
Michelleさん、ありがとうございます^^
@pucchanPC こんばんは。いつも楽しく読んでます(産婆です)。すんごいクソリプかもしれませんが、新生児期のお雛巻きの際は赤ちゃんの腕はまっすぐ伸ばさずに曲げた状態で巻かれる方が赤ちゃんの正しい姿勢保持+落ち着き効果upがあります…ご参考までに…!
— Michelle (@geigegeige) March 19, 2016
スイングラックは生後半年過ぎるまで本当に本当にお世話になりました。自動で揺れるオートスイングタイプの物をお祝い品で貰い。自腹でも買っていたかも、というくらい夜は特に助けられたなあ…
揺らすだけだと泣きやまないこともあり、その場合はネムリラ内蔵のオルゴールなど流してあげると比較的寝つきやすかったです。
おくるみには、これまたお祝いでもらったエイデンアンドアネイのスワドルを。(バスタオルなども使えました)
薄さもちょうど良く肌触り良し、柄も可愛いので重宝しました。4枚セットなので洗い替えにもなり、双子の赤ちゃんへの贈り物としてはなかなかぴったりな代物です。
これ以外の方法としては、縦抱きした姿勢のまま横向きに倒れる、などしていました。
ヤフー知恵袋に『ママの鼻息吹きかけると寝る』ってあったからやってみたのにめちゃゴルゴンゾーラ臭いし寝なかった思い出。
双子がお互い起こしあうように…ネムリラ不調でピンチの生後4ヶ月から
新生児の頃は隣でギャン泣きしても知らん顔だった双子たち。生後4ヶ月頃になり、ようやくゆうくんの3時間タイマーが取れたかな…と思いきや、お互いの泣き声で起きてしまうという事態に。
また時を同じくしてオートスイングラックのネムリラ(様)が不調に!(なんということ)
またこの頃はとくに背中スイッチがビンビンでもはやSuica並みのセンサーか?というレベルだったので寝かしてから置くのにもだいぶ苦労しました…
結局は添い乳や立ち抱っこユラユラで寝かす形に。ネムリラは、少し重心をずらして置いたりすることで再び動くようになり、赤子の位置を調節しながら制限体重(8kg)限界まで使いました。
この時期に試したことは以下。
エアコンのランプを目張り!真っ暗くらいくらい作戦
それまで微妙にふすまから明かりがもれていたり(実家の和室だった)、エアコンや空気清浄機から発されるランプの明かりが眩しかったりすることに気がつき、徹底的に目張りをすることで寝室を真っ暗にしました。
すると朝方の寝ぐずりが解消され、効果があったように思います。
清水さんのネントレ本にもありましたが、大人にとっての小さな明かりでも赤ちゃんにとっては眩しいもの。豆球はつけず、カーテンは遮光で。暗いほど良いです。(昼寝も)
後編でも登場しますが、こちらのタイムスケジュールを参考にリズムをつけることで同時昼寝が上手くいくようになり(※9ヶ月以降)。個人的に助けられた一冊。
すーすーねんね(Eテレ)
これはツイッターのタイムラインで見かけてやった方法です。詳しくはこちらの記事に。
はじめうまくいったものの、効果のほどにはムラがあり。その後の夜泣き期にもダメ元でけっこうやっていました。
別室寝かしつけ
寝かしつけ法というより双子ならではの工夫ですが。
生後4ヶ月頃から双子がお互いの泣き声で起こしあうようになってしまい、一人が泣いたら別室のお布団へ連れて行き、そこでいったん寝かせてからまた寝室へ戻すようにしていました。
半年をすぎ夜泣きをするようになっても続けており。冬場なのにそのまま別室で暖房をつけず寝落ちしてしまい、別室にいる子の泣き声で起こされるという悲しい事態も…
おしゃぶりについて
GCUで随分お世話になったおしゃぶりはこんな形で使われていました。
退院後も同様にして中にガーゼを入れた哺乳瓶乳首の先を加えさせたりしていましたが、頻繁に取れる(笑)
枕で固定してみたりして、同時にお世話が出来ないときなど片方にくわえさせたりしました。
この吸啜(おっぱいを吸う動き)というのは寝かしつけにとって最強技。添い乳ができるならやっぱりお乳が一番効果があるとおもいます。
双子など低出生体重児で産まれると直母がうまくいかないことがままあるので、その場合はおしゃぶりなど。
わが家の場合は、一人をお世話しもう一人に待っていてもらうときなどに使っていました。
寝かしつけにあまり使わなかったのは、やめるのが大変そうだな…というのを先輩双子ママのブログを読んで感じていたので。
しかし頼れるものにはなんでも頼る!が双子育児の極意。こまったときのおしゃぶり!ありです。
寝かしつけ乳児前半戦まとめ
結局のところお世話が3時間おきなのでそもそも寝れなかった乳児期前半。徐々に時間があくようになってからも黄昏泣きや明け方の愚図りで辛かったこの時期。
赤子の泣きやませにカープ法には随分お世話になりました。ホワイトノイズなどは始終部屋に流れていた思い出…
ゆうくんは添い乳が出来たので、ここぞとばかりに使っていました。乳拒否のあっくんは抱っこゆらゆらで。
同時泣きのときや眠くて倒れそうなときなど、ネムリラがあって本当に助かりました。暗闇のなか自動で揺れる子供と目が合ったときのシュールさたるや。
※スイングラックは合わない(泣きやまない)お子さんもいるそうなので、不安な方はレンタルお試ししてから購入されると良いかもしれません^^
※ちなみにオートスイング機能は限界体重があるため半年頃までしか使えません(動かなくなる)。が、その後も離乳食椅子などとして活躍します。
後半戦に続きます。