続々ピカ待ち☆ふたご絵日記

一卵性で双子座の双子育児絵日記ブログ

ふたごじてんしゃ、乗り心地は?1年経過した使用感レビュー

: レビュー 4

こんばんはpikaです。

先日の漫画(↓)でふたごじてんしゃが登場しました。

これを見て「こういう自転車があるんですね~!」との反応が(ありがとうございます)

また、「乗り心地はいかがですか?」とご質問のメッセージもいただきました。

さらなる開発のため販売延期となっていた第二期ロットも、いよいよ今月から販売が再開されます。

(座席が低く改良されていたり、前錠がついたりなど、痒いところに手が届く仕様に…!)

これからますます身近になっていくであろう、ふたごじてんしゃについて。

昨年の初期ロットを1年乗ってみて感じたことを、購入前に気をつけたいポイントごとにまとめました。

気になるポイント①重さ

現在発売されているふたごじてんしゃには電動アシスト機能がありません。

車体の重さは、チャイルドシートを2台とりつけた状態で約42kg。

うちの4歳双子が2人乗れば、約15kg×2人分の重さがくわわり、トータル70kgを越えます。

平地を走行するぶんには、さほど苦にはなりませんが、足に負荷がかかるのは坂道にはいったとき。

3ヶ月使用レビューでも書きましたが、見ために坂でない場所でも、ダイレクトに足で負荷を感じることがあります。(わずかな傾斜)

体力・筋力にはまるで自信のないわたしですが、目で見てわかる「坂」は、ギアをいちばん軽くしても全くペダルがこげません。

手で引くにも重いです。

気になるポイント②走行距離

普段、平地のみ片道600mの往復で使用していますが、ゆったり走行であれば、それほど疲れは感じません。

ただし、試乗など短時間では感じない足の疲れも、毎日となるとすこしずつつ積みかさなっていくようで、やっぱり電動アシストがあるに越したことはないな~と感じる日もあります^^;

「遅刻しそう~!」とギア3(いちばん重い)で全力走行した日には、全身、汗だく。

急ぎの用途には、向きません。

ちなみに、販売店舗までは片道2kmありますが、こどもを乗せない状態でも、往復するとけっこう疲れます。

あくまで体力のないインドア人間の意見ですが、片道1km以内の使用が自分にはちょうどよいです。

気になるポイント③速度

ふたごじてんしゃ、正直なところ速度はでません。

足に負担のない速度でゆったり走行すると、小学生の自転車にすら追いぬかされます(笑)

公式サイトでも詳しく書かれていますが、徒歩20分の移動が10分に短縮されるイメージ(徒歩の半分の移動時間)。

ただし、移り気な幼児と手つなぎで歩くと、大人が15分で歩ける道が30分以上かかるので、自転車移動ほんとにすばらしいと毎日思ってます。

気になるポイント④道の傾斜

ふたごじてんしゃは3輪自転車。

地面に3点で接しているだけあって、平地では安定感がバツグンです。

しかし問題は、傾斜のある道。

まず縦の傾斜である、坂道についてはすでに書きました。

そして3輪の弱点である、横の傾斜。

車道のはしっこや、歩道の一部が、横方向へなだらかに傾斜がついていることがあるのをご存知でしょうか。

このような場所を走るとどうなるかというと、傾斜の下側へ車体がひっぱられます。

最悪、ハンドルをとられ、操縦不能におちいることも。

販売前アセスメントを受けた方はご存知かと思いますが、実際に体感してみると、けっこう怖いでです。

横傾斜のある道は引いて歩くか、はじめから通らないほうが賢明です。

気になるポイント⑤道幅

横傾斜をさけて通行しなければいけないこともあり、ふたごじてんしゃの走行には、意外と車幅が必要です。(車道のはしっこは傾いているので)

二輪がギリギリ走れる車道や、すれちがいがようやくの歩道は、はっきり言って走行に向きません。

わが家の送迎ルートにも、交通量はすくないものの、一部そうした裏道があり、車の往来には人一倍気をつかいます。

普段よく使う送迎ルートは注意ポイントがわかっているのでまだよいのですが、問題は行きなれない場所への走行。

横の傾斜はないか? 道幅は充分か? など、頭のなかでよくシミュレーションし、実際に通るときも慎重に走ります。

気になるポイント⑥駐輪場

後輪が2つあるふたごじてんしゃは、2輪用のレール式駐輪場が使えません。

前輪のみレール式でも、となりの自転車と干渉してしまい、うまく停められないこともあります。

わが家はマンションの駐輪場がレール式なので使えず、毎回エレベーターで上まで運び、玄関ポーチに駐輪しています。

そもそもエレベーターに乗るのか? ということも、よく確認したほうがよいです。

わが家の場合、ふたごじてんしゃを乗せてしまうと、大人が2人ぎりぎり乗れるか…という感じなので、エレベーターの待ちあいでは、いつも気をつかいます。

気になるポイント⑦内輪差

これも後輪が2つあることで生じることですが、曲がるときの内輪差について。

後輪が2つあるため、カーブの内側にくる車輪が、外側の車輪よりも小回りになり、手押しで曲がるとき角にぶつかります^^;

ふたごじてんしゃは車体が重いので、二輪のように「後輪だけ持ちあげて方向転換」をすることが出来ません。

(めちゃくちゃ頑張れば持ちあがるけど筋肉ツライ)

なので、せまい通路での手押しでは、すべてハンドル操作にゆだねられます。

すぐに慣れましたが、マンションの廊下をスムーズに押せるようになるまで、しばらく内輪差に悩みました。

今ではバックもすいすい手押しで移動できます。

気になるポイント⑧安全性

3輪の特性をよく理解し、注意して運転していれば、まず安全と言えます。

怖いのは、やっぱり横傾斜のある道でハンドル操作不能になってしまうこと。

傾斜の下方向へハンドルをとられるため、一歩間違えば事故になりかねません。

すこしでも不安を感じる道は、無理せず手押しがベターです。(日常ルートなら、そもそも迂回するが吉)

また、車体が重いぶん車輪に負荷がかかっているようです。

定期的な点検は大切だなと感じています。

ふたごじてんしゃ・ヒヤリハット

ふたごじてんしゃに1年乗ってみて、怖かったこと、危ないと感じた場面は、これまでに2回だけ。

  1. ゆるやかな横傾斜のある車道でコントロール不能となり、自動車側にハンドルをきってしまった
  2. 後輪方向へゆるやかな坂になっている駐輪スペースで、ふたりが同じ側からチャイルドシートによじ登ろうとし、ふたごじてんしゃが倒れかけた

まだ乗りはじめて間もないころ、何度も通っている車道でいきなりハンドル操作不能となり、車に向かってハンドルをきってしまいました…(-.-;)

横の傾斜は本当に怖いです。いきなり、ぐらつきます。

横に傾きのある道は走らない。これに尽きますTT

また、傾斜のある場所では安定性がおちるようで、普段ふたりが飛びのってもびくともしないふたごじてんしゃが倒れかけたことがありました。

3輪が平地の地面にしっかり着地してこその安定性なのだな、と感じました。

そもそも、こどもの乗せおろしは親がするようにと説明書にもありますm_ _m(反省)

抱っこは重い体重なので、自分でよじ登ってもらっていますが、今後もしっかり後ろからサポートしたいです。

まとめ

購入前・使用前に知っておいてほしいポイントを中心にまとめました。マイナス面ばかり書いてしまいすみません。

まとめると、ふたごじてんしゃが向いている人は、

  • 平地で利用する(坂がない)
  • 道幅にゆとりがある
  • 駐輪スペースが確保できる
  • 決まったルートで使用する
  • 時間にゆとりをもてる(急がない)

こんな使い方をする人は、まさに最適。

苦手な道のことなど、公式サイトに動画で解説がありますので、詳しくはそちらをご覧くださいm_ _m

いろいろ書きましたが、わが家にとって「なくてはならない必需品」です!

ふたごじてんしゃのない日常にはもう戻れません><

以上、1年乗ってみた使用感のまとめでした。

これから使われる方、購入を検討されている方の参考になりましたら幸いです。