おったまげた!男の子のアソコが伸びる絵本ご紹介
ツイッターの方で少し呟いていましたが、とうとう例の伸びちゃう絵本がわが家に届きましたのであらすじなどご紹介したいと思います!
ある朝ジジ・ジャン・ボウはおったまげた?! あらすじ
皆さん、「ある朝ジジ・ジャン・ボウはおったまげた」という絵本をご存じでしょうか?
1ページ目から大さわぎ。だってジジのおちんちんがのびちゃったから!
おとこの子ばかりでなく、家族みんなで楽しくなる絵本です。
販売元の絵本館の紹介ページより。
表紙の絵からしてもう出落ち感が否めませんが、主人公ジジの大事な部分が朝起きたらのびちゃってた!!どうしよう!追いかけよう!というお話です。
これだけでほぼ全ての内容を説明できてしまう(笑)
とりあえず色んな登場人物が出てきてみんなでおちんちんを追いかけます。
もう少し詳しい内容など
お話はまずジジが朝目覚めるところから始まります。ベッドですやすや眠るジジの扉絵をめくると次のページがこれ。
のびてます。めちゃ伸びてます…。
慌てて部屋の外へ飛び出すジジ。おちんちんは伸びに伸び、階下から家の外へ。大変だ!と階段を下りてゆくジジ。
途中ママとすれ違うものの、息子の息子が大変なことになっているのに気が付かないのか、華麗にスルーされるジジ…。めげずに外へと飛び出します。
ジジが窓から見た景色がこちら。うーん、伸びてますね!もはや先は見えません。
繊細なタッチで街がユーモラスに描かれているのもこの絵本の見所。細かい描き込みまで眺めて楽しめます。ちんちんタクシー貫通してるとことか。どうやって通したんだ。
さてさて、そんなこんなで街中にのびているものだから、近所の人達がこぞってジジに話しかけます。肉屋のおじさん、花屋のおばさん、通りすがりのお医者さんまで。
ぼく いくよ おちんちんを とっつかまえなくちゃ
(中略)
みんなは おちんちんを おいかけた
本当にみんなで追いかけてます。凄いことになってます、はい。
通りすがりの神父さん。めっちゃ照れてるくせにこのあと一緒になって追いかけます。
あっちから こっちから みんな おどろいて かおをだす
「おーい、ぼくの おちんちんやーい」
凄いですねえ。一回言ってみたい台詞です。
テレビ局の取材までやってきて、いつの間にかご機嫌のジジ。下半身丸出しですよ!
その右側では伸びたちんちんが大変なことに…!ホースなんてひいちまえ、ええ?!ちんちんですよ!つぶれちゃうよ!
それを見たジジはビックリ仰天!まさに絶体絶命!さて、ジジ(のおちんちん)の運命やいかに…?!
結末は、見てのお楽しみということで。ぜひ、実際に手にとってご覧いただければと思います!
ジジ・ジャン・ボウとの思い出
少し思出話など。
長い間、正式な題名こそ覚えていなかったものの、この絵本は私たち姉妹にとって衝撃かつトラウマな伝説の絵本でした。
当時はまだ小学校にあがるかどうかという年齢。この絵本はわが家の本棚にひっそりと存在し、読む時はいつも二人してこっそり読んでいました。見てはいけない物を見るような。不気味、痛そう、でも気になるからつい見ちゃう。
あれから30年近く経ち、今見るとだいぶ印象が違います。左綴じの縦長の白っぽい絵本だったな~とか。白地に青ストライプのパジャマを着た金髪の男の子が主人公で、名前はジョージだったな~とか。色々と記憶のなかの絵本と違っている部分があり、今あらためて読んでみて「こんな絵本だったんだなあ」と。
ずっとタイトルがわからなくて姉妹で勝手に「ジョージの、のびるち○ぽこ」と呼んでいました(酷い名前だな)。
何度両親を問いただしても「うちにはそんな本はない」の一点張り。そしてその後もわが家からこの絵本は発掘されることがなく、「二人して夢でも見ていたのでは」とまで言われる始末。
こうして再び手に取ることが出来て本当に良かった。注文してくれたふっかちゃん(姉)ありがとう!
作者のひらいたかこさんについて
この本の出版は81年でなんと私と同い年ということが今回手にしてみてわかりました。絵本の中に出てくる西洋風の街並みから、作者は外国の方とばかり思っていましたが実際は日本の方。
絵本の製作はこの本を含め数冊で、書籍の挿絵などで多く活躍されている方のようです。
私はあまり本を読まない子だったので残念ながらこれという物はないのですが、児童書の挿絵なども多く手がけておられるようです。
こちらのアリスのイラストはどこかでお見かけした覚えがあります。最近では立体イラストレーションや人形制作も手がけておられるそうで、こちらのページで一部作品をご覧になれます。
ひらいたかこ / Other Puppets|パペットハウス
独特の世界観に思わず引き込まれます。可愛らしまん丸のお目目がジジの面影を漂わせていますね。
まとめ
ちょっとびっくり!不思議で面白いおったまげな伸びる絵本のご紹介でした。
わが家の怪獣たちに与えてしまうとあっという間にボロボロにされてしまうので、本の内容がわかるお年頃までは大切にしまっておこうと思います。