ぬいぐるみ収納・自立する手提げのこと
: まとめ
こんばんはpikaです。
先週、漫画でもふれた、ぬいぐるみ収納のお話。
やぶれてしまった紙袋の代わりに作った、同じサイズで自立する布手提げについてまとめました。
ハンドメイド記事ご興味ありましたらおつきあいください^^
もくじ
自立する手提げ・外観
ぬいぐるみ大好きな双子が、お人形の運搬に使っている大きめトートバッグ。
マチが広いので、いろんなものをぽいぽい放り込むのに、ちょうどいいサイズ感です。
お気に入りの安心毛布もつっこんで、さながら、ぬいぐるみ専用クーファンのよう><
きれいに2匹がならんでいるように見えて実は、この下に大量のミニサイズぬいぐるみがおしこまれています^^;
(収納力はバッチリ…笑)
もともとぬいぐるみ運び用に使用していた紙袋がちょうどよい大きさだったので、同じサイズ感でつくりました。
サイズ詳細
もとの紙袋をほとんどコピー。幅だけ、布幅にあわせて調節しました。
横33cm×高さ26cm×マチ22cm。
マチが22cmもあるので、手提げというよりはファブリックボックスのような様相です笑
ここまでしっかりしてはいませんが、接着芯を使っているので、中身がなくてもしっかりと自立します。
パンパンにぬいぐるみを詰めても持ち運べるよう、あるていど長さのある持ち手をつけました。
材料
使った布は、前回の記事に書いたとおり。
表布は張りのあるしっかりしたオックスです。
接着芯も比較的硬めのもの。今回、初めて使用しました。表布に張ったら、かなりしっかりとした厚みに。なかなか使い勝手がよさそうです。
内布も初めて購入したのですが、ベッドシーツのような質感の、そこそこ薄めなシーチングでした。こちらも内布としては使いやすい。
ネットショップは実物が見れないので、商品がくるまでいつもドキドキです…^^;
工程1・まずは裁断
今回、かなり大きい布になるので、A2サイズのカッターマット(横幅60cm)を2枚つなげて裁断しました。(布のカットはいつもロータリーカッター派^^)
表布、内布、接着芯をそれぞれ同じ形に1枚ずつ。
表布は柄の向きがあるので、ほんとうは上下を意識して真ん中であわせないといけないのですが、横着してそのままつなげて「わ」で裁ちました。なので、反対側では、羊がさかさまに^^; (柄合わせどころか…!)パトリックとメイに怒られるやつ…(ソーイングビー、おもしろいです)
布はまず横59×縦38cmを「わ」にして裁ち、マチになる部分を10×10cmでカットしました。
なんとなくでやっていたら縫い代の部分を考慮しておらず^^; ほんとは横11cm×縦10cmの四角を切りとると、きちんとマチがぴったり合います(たぶん笑)
はみ出た縫い代を折り返して縫ったら強度が出そうな感じがしたので、2袋めも同じやり方で縫いました←
この切りとった四角い布も持ち手として使います。(接着芯も)
2・パーツを作ろう(持ち手、タグ)
さて、本体を組み立てるまえにパーツを作っていきます。(持ち手)
さきほどの切りとった四角をひらいて、縦に半分にカット。それぞれを中表にあわせて端から1cmを縫い、縫いしろをひらいて、両端が真ん中のラインにくるようにアイロンで折り目をつけます。
これを表布・内布それぞれ2本つくります。
できたら、写真のように表布と内布を外表で合わせ、端から0.3cmの位置にステッチをいれて縫いあわせます。
端をねらいすぎると縫い目が落ちるので妥協して0.3くらいで……(メイ「コバステッチはもっと端の方がいいわね」)
持ち手ができたら、タグをつくります。今回、ファブリックボックスを意識して、手持ちの合皮はぎれでタグをつくりました。(……ところで、これタグっていうのかな?)
単体の写真がないので詳しくは↓で…
3・パーツを縫いつけ
持ち手とタグ(?)を、本体の表布に縫いつけていきます。
位置は、持ち手は布中央からそれぞれ左右に6cm。(持ち手の中央まで)
タグは中央あわせで、布端から5cmの位置に上端を合わせました。
タグ…というか、ラベルを入れる額縁? (よくあるアレ、名前がわかりません笑)
サイズは横7cm×縦4.5cmにしてみました。真ん中の窓は、4×2cmです。
合皮はほつれないので端は切りっぱなしでそのまま縫いつけています。ラベルの紙を上から差し込めるよう、上に向けたコの字で、端から0.2cmの位置をステッチで押さえました。
4・本体組み立て
パーツが縫えたら本体の組み立てです。表布、内布それぞれに、1)両サイド→2)マチの順で縫いあわせていきます。
(内表じゃなくて中表です…^^;)
内布には、忘れずに返し口を。なるべく大きめに取っておくと返すときがラク^^
2)のマチの縫いあわせですが……わたしは切りぬくときにサイズをまちがったので、マチがぴったり合っていません笑
合わせてから気づいたよね……でも大丈夫。短いほうの縫い代から1cmを縫い、余った縫いしろは折り返してから縫いとめました。(端から0.5cmくらいの位置にステッチして縫い代にとめてます)
こうした方がマチの強度が出るかも??(という言い訳)
5・本体を合体
表布、内布それぞれに袋の形になってきたら、いよいよ本体を合体です。
中表に袋をあわせ、袋口を端から1cmで縫っていきます。ぐるっと一周。
袋物を作るとき、内布が外側でも表布が外側でも同じ結果になるはずだけど、なんとなく内布が外側にあったほうが返すとき引き出しやすい気がしている……手芸クラスタの皆様いかがでしょうか。
返し口をケチると表に返すとき痛い目をみる、ということを、何回も忘れて毎回どんでん返しに苦労するわたしです(遠い目)
今回は特に表布が硬いので、広めに返し口をとらないと、けっこうツライ^^;
写真ないのですが、表に返して、返し口はミシンでステッチして閉じました。
6・仕上げのステッチ
無事、返し口からの出産がおわったら、各所に仕上げのステッチを入れていきます。
1)返し口→2)袋口→3)マチの順。
そのままでもじゅうぶん自立する硬さではありますが、よりしっかりと自立させるために、マチの両端にステッチを入れています。(省略可)
袋口のステッチも終えて、いちばん最後の工程です。
縫いたい角がぴったり合うように袋を折りたたんで、端から0.3cmくらいの位置をステッチ。(けっこう厚みがあるので、縫いにくい場合はゆっくりと)
油断すると内布を縫いそこねてしまうので、内布をかませるようにきっちり折りたたんで、少しゆとりを持ってコバステッチしていくのがよさそうです。
袋口のステッチは0.2cmと0.5cmの2本入れました。
1本のと2本のとつくり、2本のほうが気持ちしっかりしています。ほんの気持ちだけ笑
まとめ
ぬいぐるみ運びに使っている自立するトートバッグのお話でした〜。
ふたりは、「ベビーカー」とか「ゆりかご」と呼んで、毎日せっせと赤ちゃんのお世話をしています笑
お読みいただきありがとうございました^^