洋泉社MOOK「じょうずな叱り方・ほめ方」を読んで
どうもこんばんは。毎日うだるような暑さに汗だくの母ことpikaです…今年の夏は、暑い…?!
それはさておき。
以前ちょこっと登場したムックの「叱り方・ほめ方」本。
時間が開いてしまいましたが本を読んで印象に残ったことなど自分メモ兼ねて諸々。
ご興味ありましたらお付き合いくださいm__m
ムック「叱り方・ほめ方」本紹介
すごくざっくりですがまずは本の紹介など。
保育士経験を経て現在は大阪教育大学教育学部の准教授をされている小﨑恭弘先生が監修されています。
一般の方からのアンケート・お母さん方の生の声を挟みながら構成されており、場面ごと子供とどう接するかというお話が専門家の立場からわかりやすく解説されていて参考になります。
ところどころ出てくる挿絵も可愛い!やっぱりプロの絵は違いますね~(しみじみ)
わがやの双子(イラスト)もパート4の扉絵におじゃまさせていただき、嬉し恥ずかしでいつもさりげなくチラ見します(笑)
本のなかで印象に残ったこといくつか
あまりこういった本・育児本などを読む機会がなかったので、どの内容も新鮮に読ませていただきました。
「叱り方」について、「目的」をはっきりさせる、時にはハードルを下げる、「ルール」を決めるなど叱るうえでの大切なポイントについての解説があり。
「叱る」を「怒る」にしないために自分を「少し引いた目で見つめながら叱る」こと。
どんな時に怒ってしまうか、自分のパターンを認識するための認知行動療法のようなワークシートもあり。(と言っても難しいものではなく、とても入りやすい形で書かれています)
叱ることとはつまり、どうなってほしいのかというメッセージを伝えること。
子供の頭はあまりたくさんのことは受け止めきれません。叱るポイントを決め、最終的には「まあ、いっか」で許すことも、叱る側がエスカレートしないために大事なことのようです。
また叱り方についてもいくつかポイントが書かれています。(4コマに入りきりませんでしたが8つのポイントが紹介されています)
その中で、ユーメッセージとアイメッセージというのがあり。
子供を主語にした評価「例)○○くんは噛むから悪い子」ではなく、事実としてこちらの思いを伝えるアイメッセージ「例)噛まれるのは痛いよ。ママはイヤだな」が良いよ~というのが印象に残りました。
双子の場合の叱り方って?
本の中身ではとくべつ双子に関してふれられている項はありませんでしたが、「きょうだいの叱り方」というページを読んでいてフムフムとおもったことメモ。
Q&A「きょうだいで叱り方を変えたほうがいい?」という質問の答えとして、「同じでも変えてもいい。一人ひとりの心に届くやり方で」とあります。
その項の解説として、「公平」と「平等」は違うというのが印象に残りました。
これは年の差のある兄弟に対しての解説ではありますが。全く同じ物を与える・同じように接するのが「平等」。
これに対してきょうだいの子育てで大切なのは「同じ態度」をとることではなく、今その子が必要としているものを与えること(公平)。
上の子を厳しくしかって下の子はやさしく叱ることがあってもいい。これは差別ではなく年齢や理解度に応じた方法をとるということ。それぞれの子供に伝わる方法がベスト、ということでした。
双子の場合は年齢も立場もおなじになってしまうので、本人たちの自我が芽生え意志疎通もできるような頃になれば「平等」はいやでも意識せざるをえないかな…とはおもうのですが。
たとえばすぐ泣いてしまうゆうくんと、ガマン強いあっくんとでは「それぞれに伝わる方法がちがってもいいのかな」という発想にいたり。双子は平等たるべし、という観念が強かったので新鮮でした。
とは言えお互い「不平不満」がでないよう上手くやる必要はありそうですが…。双子で対応がちがってしまうことに悩みそうになったら思い出したいです。
まとめ
わたしの個人的なかいつまみメモのため内容に偏りがあるとおもわれますがご了承ください…(汗)
イヤイヤにイライラしてつい感情的になってしまったり。暑いし…。反省は多々ありますが、ときどき本の内容を思い返しながらじょずうな叱り方・ほめ方を実践できたらな~とおもいます。
とりあえず「めっ」は「目」のことだとおもっているらしいので気をつけます(笑)
長くなりスミマセン。お読みいただきありがとうございました!